漢方や真命庵についてのよくある質問

漢方は長く飲まないと効かないと聞きましたが・・・?

漢方薬でも早く効果が出るものもあります。漢方薬の治療には「本治(ほんち)」と「標治(ひょうち)」があります。「標治」は、今苦しんでいる悩んでいる症状を取り急ぎ改善すること。「本治」は症状の原因を時間をかけて改善し、その症状を起こさないように体質改善すること。
つまり「標治」で使用する漢方薬のように比較的短時間で症状を改善するものもあります。

漢方薬は病院の薬の代わりなのでしょうか?

よく漢方薬というと、「効き目が緩やかで副作用がないので、病院の薬が怖い方が代用するもの」と思っている方が少なくありません。
しかし、漢方薬は体の状態を整えて悩んでいる症状を改善するお薬で、病気の治療のための病院の薬とは異なります。つまり漢方薬は病院の薬の代用にはなりません。

漢方でよく言われる「証」とは何ですか?

証と書いて「しょう」と読みます。漢方独自の用語で個人の体質や体力、病気に対する抵抗力、症状の現れ方などの状態を表す概念です。わかりやすく言うと、その人の「状態」を表すバロメーターのようなものです。漢方では、単に「病名」に合わせた治療ではなく、この「証」に基づいて治療方針や薬の選択を行います。

漢方薬でダイエットはできますか?

漢方薬でダイエットはできます。ただし漢方薬だけではだめです。食事のバランスや制限、無理ない運動などがどうしても必要になります。漢方薬を服用することで、思った以上にダイエットの効果を感じることでしょう。

すぐに元気になる漢方薬はありますか?

比較的早めに効果を感じる漢方薬はあります。疲れにくい身体にしたり、根強い疲労を回復する漢方薬もございます。しかし今日服用して明日効果がでるものではありません。もし明日までに元気に!ということでしたら、市販のドリンク剤などをお勧めします。

粉薬が飲めません。どうしたらいいですか?

お出しする漢方薬によっては錠剤もございます。もしない場合でも、飲みやすい飲み物に溶かすなど方法はあります。すべてが該当するわけではありませんが、ご相談の上服用が続けられるように考えていきましょう。

煎じ薬がのめません。どうしたらいいですか?

「真命庵」でご提供する漢方薬に煎じ薬はありません。どなたでも気軽に服用を続けられるよう心がけています。ご安心ください。

漢方薬は市販でもあります。自分で治療できますか?

漢方薬は近年身近になり、誰でも手に入れることが出来るようになりました。しかし実際に売り場に行ってみると、同じ症状が書かれた漢方薬がいくつも並んでいます。端から試すといつかは自分に合ったものに出会うかもしれませんが、中には悪化させてしまうものも・・・漢方薬は「証」の判断ができる専門家に相談して服用することが一番いいと思います。

瘀血(おけつ)とは何ですか?

漢方の瘀血(おけつ)とは、血液の流れが悪くなり、体内で滞っている状態を指します。瘀血は、肩こり、頭痛、生理痛、肌荒れなど、様々な不調の原因となると考えられています。瘀血を改善するためには、血行を促進する漢方薬や、生活習慣の見直しが有効です。

気虚(ききょ)について教えてください

漢方の「気虚(ききょ)」とは、生命エネルギーである「気」が不足している状態を指します。気が不足すると、疲れやすい、元気が出ない、食欲不振、風邪をひきやすいなどの症状が現れます。

真命庵の場所が法蔵寺というお寺の中になっているのですが

法蔵寺住職が真命庵の庵主も兼ねているため、真命庵は法蔵寺の境内にあります。歴史ある厳かな雰囲気、自然に囲まれた静かな環境、うっすらと漂う沈香の香り。これらが患者様の治癒効果を高めていきます。ゆったりとした時の流れの中で養生していきましょう。

小さな子どもでの受診できますか?

何歳からでも受診可能です。真命庵では6歳のお子様の相談を受けたことがございます。メンタル、夜尿のご相談が多いです。幼いお子様こそ、自然の生薬でできたお薬が適しています。

他の病院やクリニックに通っていても相談できますか?

出来ます。病院のお薬との飲み合わせは、長い病院勤務経験をもつしんこう先生が得意としています。病院の先生によっては漢方薬(に精通されていない方)もいらっしゃいます。その点も踏まえて、継続可能な方法をお伝えいたします。

遠方からの相談にも対応していますか?

はい、対応しています。ご遠方の方は問診が中心で、漢方薬を判断します。また現在は写真やビデオ通話など便利な手段もあるので、十分に対応可能です。

副作用はありますか?

漢方薬にも副作用に相当するものはあります。ただしそれは使用方法を間違った場合に起こる不具合で「誤治(ごち)」といいます。温めなければならないときに冷やす漢方薬を服用したり、渇く漢方薬を潤す漢方薬と一緒に服用しなかったりすることで起こります。漢方薬で副作用といわれる事例はほぼこのケースです。漢方薬を服用する際には、「証」の診断ができる漢方に詳しい専門家の元で指導を受けるようにしてください。

アレルギー体質ですが服用できますか?

アレルギー体質は改善できます。まず気になっている症状を改善や軽減をしてから、体質改善をしていくことをお勧めいたします。

病院で処方された薬と併用できますか?

病院で処方されたお薬をお知らせください。併用できるものが多いのですが、なかには注意が必要なものもございます。相談の上お伝えいたします。

妊娠中でも漢方薬は安全ですか?

胎児を安定させたり、母胎の不具合を解消したり、妊娠中に服用した方がいい漢方薬はたくさんあります。しかし、中には注意が必要なものもあります。いつでもご相談ください。

高齢者が漢方薬を服用する場合に注意することはありますか?

高齢者は、時に多くの病院処方薬を服用しています。その飲み合わせはまずご相談ください。また腎機能など内蔵機能の衰えがある場合があります。過度に警戒することはありませんが、念のため慎重に判断し、相談の上漢方薬を服用します。

漢方の服用方法を教えてください

漢方薬は、一般的に食前または食間に、水または白湯で飲むのが基本です。ただし、飲みやすさや体調に合わせて、食後に飲んだり、お茶や牛乳などで飲んでも問題ない場合もあります。決められた量をきちんと飲むことが重要です。

服用は食前、食後、どちらがいいですか?

漢方薬は、胃の中に食べ物が入っていない方が吸収されやすいとされているため、食前(食事の30分~1時間前)または食間(食後2~3時間後)に飲むのが良いとされています。

飲み忘れた場合はどうしたらいいですか?

飲み忘れた場合は、2回分を一度に飲まず、(次回)1回分だけ飲むようにしましょう。

オンライン相談は可能ですか?

はい、可能です。できれば対面でのご相談が最善ですが、オンラインも対応しております。
まずはメール等でご連絡ください。

使用するツール、ご利用の流れなど、詳しくはオンライン診断のご案内をご参照ください。

漢方薬は相談当日に持ち帰れますか?

はい、当日お持ち帰りになれます。

家族の相談も一緒にできますか?

はい、出来ます。ご本人様不在の場合は、ご家族様にご本人の詳細をお聞きいたします。またご本人様の治療や服薬の承諾が必要になります。ご理解の上ご了承ください。

漢方薬を服用したいのですが、お金が足りるか不安です

漢方薬は服用量や服用回数を調節することが可能です。また複数あるつらい症状を、ひとつづつ順番に改善していくことで、費用を調節することもできます。他にもいろいろ方法があります。ご安心ください。

健康保険は使えますか?

真命庵で扱う漢方薬は健康保険は使えません。すべて自費になります。高額になる可能性のある際には、あらかじめお伝しご考慮いただくか、健康保険が使える漢方薬が存在するときには、そちらを勧めるなど、ご負担がなるべくかからないように配慮いたします。

相談だけでも料金が発生しますか?

いいえ、ご相談は無料で行っております。どんな些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。

クレジットカードや電子マネーは使えますか?

はい、各種クレジットカード、交通系やその他の電子マネーに対応しております。ほどんどの手段がご利用可能です。

継続購入や定期配送は可能ですか?

漢方薬を服用することで、体調や体質は日々変化します。メールや電話でも結構なので、現在の体調体質をお聞きした上でお薬を判断し、購入していただきます。

お問い合わせ・ご予約

漢方専門店真命庵へのお問い合わせはこちらのお問い合わせフォームをご利用ください。
ご予約はLINEをご利用ください。

体質診断チェック

漢方では「気・血・津液(き・けつ・しんえき)」の3つの要素が滞ったり、不足すると身体に不調が現れるといわれています。
ご質問に答えるだけで、あなたの体質を診断しセルフケアなどの対処方法をご案内いたします。

真命庵の体質診断チェック